<100円USBハブ>

100円ショップの電気系100円商品を何回か紹介していますが、今回はUSBハブ(2ポート)の紹介です。

実は、ネットワークにデバイスサーバと4ポートUSBハブを接続して使っていたのですが
突然、ポートに接続したUSBメモリが認識しなくなりました。それで原因調査に乗り出しました。

まず、4ポートのUSBハブを交換することにしました。100円ショップの電気系コーナーで見つけたUSBハブを購入しました。

購入した、100円USBハブ(2ポート)です。
 

早速、デバイスサーバに100円USBハブ(2ポート)を取り付けましたが動作しません。うーん(-_-;)

デバイスサーバは、特に異常はないようだし・・・それで、疑った4ポートのUSBハブを単独で使って見ると
なんと動作するではないか(~_~)しまった・・・(購入した100円USBハブは動作確認済み)

じゃー原因は、デバイスサーバなのか?・・・それで、デバイスサーバを分解してACアダプタからの供給電圧を調べました。
すると5Vのはずが、2.6Vまで電圧降下している・・・そこで、別のACアダプタと交換すると動作しました。
何と、原因はACアダプタのようでした。(~_~)

100円USBハブ(2ポート)が、お役ごめんとなったので興味本位で分解して見ました。
USBハブの構造ですが、いわゆるICチップなどが無い単純な接続だけで出来ているのかと
思っていたのですが、そうではないようです。

ICチップ、その他チップ部品が搭載されています。ICチップをよく見ると、GL850Gの表示が見えたので
調べると、このICチップはUSB 2.0 HUB Controllerであることが分かりました。
  

USBハブはポート別にデバイス認識が必要なので、そのためのHUB Controllerのようです。
また、Windows上でデバイス認識用のドライバーソフトが必要ですが、メジャーなUSBハブなどは
別途ドライバーソフトを用意しなくても、Windows7などのOSが持っているので
意識せず利用出来るようです。今回も、勉強になりました。(^.^)

これで終わりではありません、本題はここからです。
この100円USBハブ(2ポート)を調べると、4ポートに改造できるようですので
行なってみることにしました。

下の画像のように、@とAは既存ポートの端子と信号、BとCは増設ポートの
端子と信号です。(下のGL850GとUSB_Socketの接続参照)
 

ジャンク品のUSB(Aメス)を接続した画像、4ポート全て動作OKです
 

GL850GとUSB_Socketの接続
 

それにしても中身を見てこれで100円かと驚きです。(@_@)