<MPLAB X IDE使い方>

現在、PIC開発ツールの統合開発環境ソフトウェアとコンパイラーは、それぞれ化石化しつつあるMPLAB IDE(v8.50)とHI-TECH Cを使っています。(PCのO.SはWindows7)

また、コンパイルした、xxx.hexファイルの書込みライタは、これも化石化しつつあるPickit2を使用しています。

しかし、この開発ツールと書込みライタのPickit2は、十分使えますので、まだまだ使って行きたいと思います。

ただ、統合開発環境ソフトウェアおよびコンパイラーは、進化しているようです。

また、書込みライタも、新しいPickit3、Pickit4が出ています。

今回、統合開発環境ソフトウェアと、コンパイラーの最新バージョンを試してみましたので紹介します。(PCのO.SはWindows10)

2019.3現在 MPLABX-v5.10、コンパイラーはxc8-v2.00が最新バージョンのようです。(どちらも無料)

ダウンロード先
https://www.microchip.com/mplab/mplab-x-ide

MPLAB_X_IDE_5.10ダウンロード
 

スクロール                                                                MPLAB X v5.10をクリック
 

名前を付けて任意のフォルダに保存(MPLABX-v5.10-windows-installer.exe)


コンパイラー(xc8-v2.00)のダウンロード、続いてスクロールするとMPLAB XC8が見えてくる
 

名前を付けて任意のフォルダに保存(xc8-v2.00-full-install-windows-installer.exe)


MPLAB_X_IDE_5.10インストール
 


 


 


 


 


 

xc8-v2.00インストール
 

 

 

 

 



<PIC16F688を使ったLEDの点滅>

定番のLEDのON/OFFのプログラム作成とコンパイルを、MPLABX-v5.10およびxc8-v2.00を使い
書込みをPickit2で行います。

動画で紹介していますので、下の画像をクリックして下さい



ソースは、MPLAB IDE v8.50で作成したものをコピーしています。(はじめから書くより楽ですので)

//-----ここから、//-----ここまでをコピーする
------------------------------------------------------------------------------------------
#include <htc.h>

__CONFIG(FCMDIS & IESODIS & BORDIS & UNPROTECT & MCLREN & PWRTEN & WDTDIS & INTIO);
__IDLOC(0001);

//-----ここから
#define _XTAL_FREQ 31000	        /* 31kHz */
#define JIKAN 500			/* 500ミリ秒 */

main()
{
	OSCCON=0x00;				/* 31kHz */

		TRISA=0x08;			/* RA5ピンは出力ピン */
		TRISC=0x00;

		PORTC=0;
		PORTA=0;			/* PORTAとPORTCを初期化する */

	while(1){
		
		RA5=1;				/* H にする */
		__delay_ms(JIKAN);	/* JIKANミリ秒待つ */

		RA5=0;				/* L にする */
		__delay_ms(JIKAN);	/* JIKANミリ秒待つ */

	}
}
//-----ここまで
------------------------------------------------------------------------------------------

何とか、LEDのON/OFFが出来ましたが慣れのせいか使いにくいです。

MPLAB IDEの画面はシンプルですが、MPLAB X IDEはグラフィカルポイ画面です。
(PCのO.Sで言えばWindows7とWindows10のようです)

習うより慣れろで、ぼちぼち使っていきたいと思います。