今回、無線機の増設をする機会がありましたので増設過程を記します。

はじめに、移動用の開局で紹介していますが、移動用の再免許手続きを忘れてしまい新しく開局申請しました。
元々移動用に使用していた無線機は2台あり、1台は新スプリアス対応でもう1台は旧スプリアスでした。
それで、開局申請は新スプリアス対応の無線機1台で行いました。

このような経過があり残った1台の旧スプリアス無線機を増設申請することになりました。

まず、該当無線機が「スプリアス確認保証可能機器リスト」に記載されているか確認して置きます。

スプリアス確認保証可能機器リストはJARDを見て下さい

増設する無線機FT-817は、スプリアス確認保証可能機器リストにありました。 但し、JARDの基本保証(変更保証)を受けなければなりません。 1.総務省 電波利用 電子申請・届出システム Liteで変更申請(届出)をする          ・          ・          ・ 途中省略          ・          ・          ・ この送信の所まで来たら、送信しないで入力内容保存をクリックして保存する、保存ファイルはJARD申請で必要です。 保存したら一旦閉じて、次にJARDで基本保証の変更保証手続きを行う 2.JARDで基本保証の変更保証(増設・取替えの場合)を行う          ・          ・          ・ 途中省略          ・         ・          ・ 上記の総務省 電波利用 電子申請・届出システム Liteで保存したファイルを送信する 3.続いて、総務省 電波利用 電子申請・届出システム Liteで変更申請(届出)をする  (JARDからメールで送られて来たxxx.pdfを添付して送信)          ・          ・          ・ 途中省略          ・         ・          ・ これで、申請完了しました、申請完了画像です。 4.申請後の審査過程  ・2022/1/28に無線機FT-817の増設(変更申請)手続きを総務省 電波利用 電子申請・届出システム Liteで行う。  ・2022/1/28 到達    (直後に「申請履歴照会」を参照すると到達になっていた。3〜4週間かかるらしい)  ・2022/1/31 受付処理中  ・2022/2/1 審査中    (2/1 11:05分に確認)  ・2022/2/4 審査中    (2/4 08:57分に確認)  ・2022/2/7 審査終了   (2/8 16:32分に確認)  ・2022/2/8 総務省 電波利用 電子申請・届出システム Liteから、審査終了した事と次に行う内容の連絡メールが来た。  ・2022/2/9 免許状が入る封筒を近畿総合通信局 アマチュア担当 宛に送る。  ・2022/2/18 免許状が近畿総合通信局アマチュア無線担当から送られて来た。(ポストに入っていた) 5.JARDへ調査報告書の提出 ・JARDから、無線局免許状が到着後1ヶ月程度運用を行っていただき、調査報告書をお送りくださいのメールが来る 調査報告書内容 ---------------------------------------------------------------------- (1)氏名(社団の場合代表者氏名) (2)保証番号 (3)申請の種別  開設  変更 (4)空中線電力  50W以下  50Wを超える (5)設備したトランシーバ(送信機)の名称など (6)当該設備に係る無線局の免許の日、取替え若しくは増設に係る   送信機の変更許可の日又は無線設備の設置場所の変更許可の日  ・免許の年月日      年  月  日  ・変更申請の許可年月日      年  月  日   (許可年月日は、無線局免許状の左下に記載された日付です。) (7)放送受信障害と電子機器への影響  ・障害の有無  有り   無し  ・障害の状況等    障害を受けた機器の種類と名称    トランシーバの名称と運用周波数、原因、混入経路  ・混信防止策  対策済み   未了    無線局側、電子機器、アンテナ間隔、停波又は電力低減、その他 (8)業務書類の整備  整備済み (9)ご連絡先(日中連絡の取れる電話番号) ---------------------------------------------------------------------- 6.以上、完了まで約2カ月ほど掛かりました。 ・調査報告書の提出後、JARDから受け取りなどの連絡はありませんでした