<HM67M-GE/THWのRS232C動作>

マザーボードHM67M-GE/THWには、RS232Cが使えるようですがバックパネルを見てもコネクタが
ありません。マニュアルを見るとボード上に装備されていることが書かれていました。

画像の赤枠の9ピンソケット(右の拡大画像COM1が書かれている)
 

RS232Cケーブルを作る前に、この9ピンソケットのDTR端子,RTS端子の
基本動作を確かめます。

ジャンク箱に下記画像のソケットがありました。
 

画像の回路を作り、ソケットをマザーボードのRS232端子に差し込んで、DTR端子,RTS端子の信号をON/OFFさせて、LEDの点滅で確認します。
 

ここで、ちょっとトラブル発生しました。DTR端子,RTS端子の信号ON/OFF自作ソフトを起動するとエラーが発生。

自作ソフト


エラーの内容
 

これは、MSCOMM32.OCXがないエラーのようですので、MACOMM32.OCXを登録します。

まず、MSCOMM32.OCX本体をC:\Windows\SysWOW64に置きます。


次に、管理者権限でコマンドプロンプトを立ち上げる。
「ここに入力して検索」にcmdを入力して、Ctrl+Shiftキーを押しながらEnterキーを押す。


画像のようにディレクトリを移動して
c:\Windows\SysWOW64>regsvr32.exe mscomm32.ocxを実行


画像のように登録OK、これで自作ソフトは起動出来ました。


画像をクリックしてください。


これで、基本的にRS232Cは機能していると思いますが、最終的にはTX,RX端子による通信機能の確認も
必要です。通信機能は、ここを参照してください。