<Let'snoteジャンク品で遊ぶ>

Let'snoteジャンク品を入手して遊んでみましたので紹介します。

型番はCF-SX2で、液晶が壊れたDVDドライブが搭載されているノートパソコンです。

分解はここを参考にしました。

分解後の画像です。
赤枠は、液晶、キーボードー、その他、などのコネクタです。
緑枠は、目的の1つのBIOS ROMです。(25Q128の型番が印刷)


<メモリーの装着について>

分解して分かりましたが1枚は裏蓋を開けて装着できるのですが、もう1枚は分解しないと装着出来ません。
(メモリーは2枚装着仕様)

<液晶が壊れている場合のBIOS表示について>

モニターをVGA端子かHDMI端子のどちらかに接続

@VGA端子にモニターを接続すれば、BIOS、windows上でも表示する(VGA接続出来るモニターはかなり古い)
AHDMI端子の場合は、windows上では表示するがBIOS画面は表示しない。

<windows7インストール後のドライバーについて>

windows7 インストールディスクを使ってインストール完了後にデバイスドライバーを見ると、結構「!」が付いている。

ドライバーの更新をする必要があるが、レッツノートのドライバーは導入済ドライバーサイトから入手できる。
40個前後ぐらいダウンロードして解凍してなどの作業がある。ここで入手できます。

<windows10のインストールについて>

1.USBメモリにインストールデータを入れる。ここwindows10クリーンインストールと換装のページを参照。
2.ノートパソコンのBIOS起動順序は、USBキーを1番に設定しておく
  ※HDD(SSD)は、フォーマットしておく(別にwindows7がインストされていなくてもOK新規インストールなので)

USBポートにUSBメモリ(インストールデータ入り)を挿して電源ON                            次へ
 

                                              プロダクトキーがありませんをクリック
 

Windows 10 Proを選択
 

カスタム・・・を選択                                                                         以前のOSなどがあれば削除する
 


 

新規をクリックする
 


 


 


 


 


 

                                                                                              個人に用設定をクリック
 

オフライン アカウントをクリック                                                              制限付きエクスペリエンスをクリック
 


 


 


 


 

インストール終了



デバイスドライバーを確認する。2つの!がついたドライバーがある


PCIデータ取得およびシグナル処理コントローラーのドライバー更新
 

次に、不明なデバイスのドライバー更新、同じように行ったが出来なかった


そこで、不明なデバイスのプロパティを見る


Microsoft ACPI-Compliant Systemでググってみましたら参考のサイトがありました。ここを参考にしました。

BIOSの設定で解決できるようですが、BIOSにその設定があればいいのですが、ない場合は出来ません。
(CF-SX2には無かった)

ただその場合、そのデバイスを無効にすればいいようです。(特に問題はないようです)




<windows10のUSBポートについて>

次に、3つあるUSBポートの中で1つが認識しない現象になった・・・(windows7ではOK)

調べると次のことで解決することが出来た。

コントロールパネル→電源オプション→電源ボタンの動作を選択する→「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックし
「高速スタートアップを有効にする」からチェックを外してから「変更の保存」をクリックして再起動


<BIOSROMについて>

このノートパソコンに搭載されているBIOSROMの位置がメモリーソケットの傍なので
BIOSROMのデータを読込むためSOIC8テストクリップで掴もうとするが、このメモリーソケットが邪魔で
掴むことが出来ない。

それでSOIC8テストクリップを加工してみたがそれでもだめであった。

加工前                                                                                       加工後
 

そこで、最後の手段のはんだゴテで基盤から取り外しを試みました。この作業はかなり慎重にやらないと、パターンが剥がれて元に戻せない
などリスクが大きい作業です。結果、何とか取り外すことが出来データーを読み出せました。



ここLet'snoteのBIOS書き換え実験のページ参照。